『星空とキミ。』
或る夜、ふいに夜空の星を数えてみたんだ。
1つ、2つ、3つ…
すると、キミの顔が夜空に浮かんだ。
また、数え直し。
1つ、2つ、3つ…
そして、またキミの顔が浮かぶ…
ずっと、その繰り返しで。
気が付くと、星の数ほどキミを想っていたよ。
『空、雲。』
あなたは雲。
青い空をプカプカ浮かぶ。
僕は空。
白い雲を優しく包みこむ。
今日は快晴。
キレイな空には、かわいい雲が一つだけ。
「さあ、ピクニックにでも行きましょう!」
『ピーターパン。』
僕はピーターパン。
大人になんてなりたくないいんだよ。
いつまでもドキドキ、ワクワクしていたい。
僕はピーターパン。
今だって夢のような素敵な冒険の途中さ。
僕はピーターパン。
悪モノの、なんとか船長をやっつける。
だから、なんとかランドはいつだって平和。
僕はピーターパン。
ウェンディ役は君だよ。
僕は君だけのピーターパンなんだ。
空は飛べないけどね。
『客観的視点。』
「どうしてその一歩を踏みださないの?」
『シーサー。』
おいらは、この家の番犬。
100年くらい、被害はゼロ。
なぜ、被害が無いかって?
それは、オイラがスーパー番犬だからさ。
ずっと、ずっと、この赤レンガの上から見張っているんだ。
海の真似して、空が青くなったら一日が始まる。
たまに噂をどこで聞いたのか、
内陸のやつらがパシャパシャ記念撮影をしていく。
おい、やめてくれ。
写真は苦手なんだ。
すぐに、顔が恐ばっちまう。
夕日の真似して、空が赤くなったら、宴が始まる。
ご主人様の立派な島唄が家から聞こえてくるんだ。
イーアーサッサー。
おいらはご主人様の歌声が大好きなのさ。
星の真似して、太陽が黄色くなったら、一日が終わる。
ああ、今日も穏やかな日で良かった。
平和すぎて腕がなまっちまうぜ。
ああ、たまには悪モノ来ないかなあ。
『お洒落さん。』
春は、ほっぺに桃色チーク。
夏は、髪を緑色に染め
秋は、赤色に染め直す。
冬は、なんとオシロイ姿を披露する。
山はお洒落さんだ。
『センス。』
君のセンスは素晴らしい。
文字は整っているし、ペンの持ち方もキレイだ。
歌は邦楽より、洋楽を好み、
ダンスのステップは「華麗」という言葉が当てはまる。
君のセンスは素晴らしい。
服装は流行よりも、自分に合っているものを選ぶ。
色の合わせ方も素敵だし、
アクセサリーは付け過ぎない。
君のセンスは素晴らしい。
スポーツが出来て、頭もいい彼より、
全てにおいて平均くらいの僕を選んだ。
僕のセンスも素晴らしい。
『夢。』
今日という日が全部、夢だったらいいのに。
だって、正夢だったら
もう一回、こんな素敵な日が来るんでしょ?
『始まりと終わり。』
おはよう、おやすみ。ありがとう。
いただきます、ごちそうさま。ありがとう。
はじめまして、さようなら。ありがとう。
全ての始まりと終わりに感謝。
『創造力。』
世の中に必要とされるか否か。
それさえわかっていれば、全員がエジソンになれる。
word by;詩言人